いびきの原因
一口に「いびき」といってもその原因は多岐にわたり、人それぞれ原因は異なりますし、複数の原因が重なり合ってイビキをかいている場合も多いようです。そこでここでは、いびきの原因だと思われている事柄を説明しています。自分に当てはまる事柄はないかチェックしてみてください。いびきを防止し、改善、解消するには、まずは自分が何が原因で「イビキ」をかいているのかを突き止め、その原因を取り除くことが「いびき対策」の基本なのです。
いびきの原因一覧
- いびきをかきやすい人
- いびきをかきやすい人にはいくつかの特徴があります。自分に当てはまることはないかチェックしましょう。まずは自分が何が原因でイビキをかいているのかを突き止めることが、いびきを防止し、改善、解消する第一歩なのです。
- 肥満
- 肥満になると、体の外などの見える部分だけでなく、体の中にも当然、脂肪が付き、もちろん首周りや上気道の内側にも脂肪が付きますので、上気道が狭くなってしまい、その結果、呼吸をした時の空気抵抗が大きくなるために、のどの粘膜の振動が増し、いびきをかきやすくなってしまうのです。
- 口呼吸
- いびきの大きな原因の一つ「口呼吸」。実際、イビキをかく人のほとんどが口呼吸をしている、または口をあけたまま寝ているといわれるほど、いびきと口呼吸は密接な関係があるのです。
- 仰向け(上向)で寝る
- 仰向けで寝ると舌がのどに落ち込みやすくなったり、口の奥の粘膜の柔らかい部分が重力で下がってしまいますので、その結果、上気道が塞がったり、狭くなってしまい、呼吸をした時の空気抵抗が大きくなるために、のどの粘膜の振動が増し、いびきをかきやすくなってしまうのです。
- 体位
- 胸の上に手を置いて寝ると、胸(肺)が圧迫されて呼吸が浅くなってしまいますので、酸素を取り入れようと空気を吸い込む力が増し、のど(咽頭)の粘膜の振動が大きくなり、イビキの音となってしまうのです。
- 鼻の疾患
- 鼻に何らかの疾患があると、鼻で息をすることが難しくなりますので、知らないうちに口呼吸をしてしまう習慣が身についてしまい、この口呼吸はイビキの大きな原因ですので、いびきをかいてしまうようになるのです。
- あごが小さい(噛み合わせが悪い)
- 「あごが小さい・噛み合わせが悪い」人は、いびきをかきやすかったり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすい傾向にあります。
- 舌の肥大
- 舌が大きくなればその分、上気道が狭くなり、空気の通り道が狭くなりますので、呼吸した時の空気抵抗が大きくなり(狭い通り道を同じ量の空気が通れば速度が速くなる)、のど(咽頭)の粘膜の振動が増し、いびきに繋がりやすくなるのです。
- 咽頭扁桃(アデノイド)・口蓋垂(のどちんこ)」の肥大と炎症
- 扁桃のうち、「咽頭扁桃(アデノイド)・口蓋垂(のどちんこ)」が何らかの原因によって肥大化したり、炎症を起こすといびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因となってしまいます。
- 疲労(ストレス)
- 肉体的疲労やストレスの場合、人間の体は睡眠時により多くの酸素を取り込もうとするため、普段では鼻呼吸の人も口呼吸を伴うようになるために上気道の振動が増し、上気道の筋肉の緩みがより一層ひどくなるために、舌がのどに落ち込んでしまったりして、いびきの症状が出やすくなるのです。
- アルコール(飲酒)
- アルコールを飲むと、リラックス効果があり、全身の筋肉が緩むのですが、当然、上気道の筋肉も緩むので、上気道が狭くなってしまい、その結果、呼吸をした時の空気抵抗が大きくなるために、のどの粘膜の振動が増し、いびきをかきやすくなってしまうのです。
- 薬(睡眠薬・精神安定剤)
- 睡眠薬や精神安定剤を飲むと、上気道の筋肉が緩みますので、空気の通り道が狭くなり、狭くなった通り道を同じ量の空気が通ろうとすると空気抵抗が大きくなるので、粘膜の振動が増したり、鼻呼吸だけでは酸素が十分取り入れられなくなり、口呼吸へと繋がってしまいますので、「イビキ」の原因となってしまうのです。
- 病気
- 何らかの「病気」を患っていることが原因でいびきをかいている場合もあります。いびきをかかなかった人がある日を境に慢性的にイビキをかくようになった場合には、何らかの病気が原因の可能性もありますので、早めに病院で診察を受けましょう。
- 老化(加齢)
- 人間が「老化(加齢)」していくと、全身の筋肉が緩んできます。この場合、上気道の筋肉も緩んできますので、空気の通り道が狭くなり、呼吸によって空気が通ろうとすると空気抵抗が大きくなり、上気道の粘膜の振動が増したり、鼻呼吸だけでは酸素が十分取り入れられなくなると、イビキの大きな原因である口呼吸を伴うようになるので、「いびき」に繋がってしまうのです。
- 不規則な生活習慣
- 「不規則な生活習慣」を続けていると、いびきの原因である疲労(ストレス)に繋がりますので、間接的にイビキの原因となってしまうのです。
- 室内(寝室)の気温や湿度
- 室内の温度が低かったり、乾燥していると、風邪を引きやすくなったり、鼻腔がつまりやすくなるので鼻呼吸が難しくなり、イビキの大きな原因である口呼吸をするようになったり、咽頭の扁桃が炎症(扁桃炎)を起こし、上気道が狭くなるので、間接的に「いびき」をかきやすくなってしまうのです。