睡眠時無呼吸症候群の種類


睡眠時無呼吸症候群(SAS)は大きく分類すると、「
閉塞型睡眠時無呼吸症候群」「中枢型睡眠時無呼吸症候群」「混合型睡眠時無呼吸症候群」の3つに分けられますが、9割以上は「閉塞型睡眠時無呼吸症候群」と考えられています。

-睡眠時無呼吸症候群の種類-

◎閉塞型睡眠時無呼吸症候群の特徴

閉塞型睡眠時無呼吸症候群は、上気道の閉塞(へいそく:閉じてふさがること)が大きな原因で、もっとも多く、一般的な睡眠時無呼吸症候群です。

・産まれつき上気道が狭い人に多い
肥満者に多い(のどの周囲に脂肪が沈着すると上気道が閉塞し、空気が入りにくくなり、さらに体脂肪が付くことによって、肺が圧迫されて呼吸が浅くなり、肺に届く空気の量が減るのです)
舌の肥大している人に多い(舌がのどに落ち込む)
仰向け(上向)で寝る人に多い
・喫煙と過度の飲酒は症状を悪化させる
・小児の場合は扁桃やアデノイドの肥大が大きな原因

◎中枢型睡眠時無呼吸症候群の特徴

中枢型無呼吸症候群は、脳(脳幹)の呼吸中枢の機能障害(呼吸指令が出ない状態)によって、一時的に呼吸が止まる症状ですが、患者数は稀で、それほど多くありません。

・いびきは基本的にかかない
・呼吸が不規則
・完全に起きている時以外は呼吸困難に陥ることがある
・肥満や舌の大きさは無関係
・脳腫瘍や心不全が原因になっていることが多い

中枢型無呼吸症候群は、原因となっている病気(疾患)を発見し、その治療を行うことが最先決で、また症状の程度によっては、鼻マスク(CAPA)が効果的な場合があります。

◎混合型睡眠時無呼吸症候群の特徴

混合型睡眠時無呼吸症候群は、その名の通り、閉塞型と中枢型が混合したもので、閉塞型によって体内や血液中の酸素量が不足し、二酸化炭素量が増加したために、脳幹の呼吸中枢の機能障害が起こり、中枢型へと繋がるのです。


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平成20年9月3日
 

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