睡眠無呼吸症候群と居眠り運転の関係
警察庁は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が運転に与える影響、「居眠り運転の関連性」について調査を実施した結果、2001〜2005年に発生した死亡事故3万4,490件のうち、居眠り事故が1,215件となっていることが分かり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者に対する対応を図る必要があると判断しているようです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者は、睡眠が浅く寝不足の状態になるため、日中の眠気、集中力不足が起こりやすく、居眠り事故の多くは睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者であると指摘されています。
■居眠り事故が発生しやすい時間帯
深夜および早朝(3〜4時)に居眠り事故が発生する確率がもっとも高く、次いで午後(15〜16時)となっていますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者による居眠り事故については、8時、14時、16時の時間帯に発生率が高くなっています。
■居眠り事故が起こりやすい事故
居眠り事故については、正面衝突や壁面への激突などの事故が起こりやすいようです。
■居眠り事故を起こしやすい年齢
居眠り事故を起こしやすい年齢は20〜24歳が最も多く、次いで30〜39歳、50〜59歳に多くなって
いますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に限れば「30〜50代の中高年」が多いようです。
■居眠り事故を起こしやすい天候
因果関係などメカニズムの詳細については解明されていませんが、統計によれば「曇り」の日に居眠り事故が発生しやすいようです。
■睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合は
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は自分だけでは気づきにくい症状なので、家族が注意して指摘してあげることが大切で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合は、早めに専門医の診察を受けて治療することで、運転に支障のないレベルまで改善することが可能といわれています。
また睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いのある方は、運転免許証の更新時に申告することが定められていますが、自己申告制度を知っているドライバー自体が少なく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を自覚している人が少ないのも現実なので、今後は運転免許更新時のカリキュラムに睡眠時無呼吸症候群(SAS)診断を組み込むなどの取り組みが必要とされています。
(平成19年5月9日・carviewニュースより一部引用)
日本人の成人の約3%が睡眠時無呼吸症候群(SAS)とされていますが、自覚している人が少ないので、実際にはこれ以上の患者がいると予想されています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方は眠気を感じる前に、突然眠ってしまうといった症状があるので、車の運転は本当に危険で、本人だけでなく、他のドライバーの脅威にもなっています。
自覚がないということがとにかく怖いので、少しでも疑いがある方、睡眠時無呼吸症候群の症状がある方は、必ず専門医の診察を受けることをオススメします。
スポンサードリンク